2022年11月30日に第108回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードが開催され、国立感染症研究所らのチームが、「献血時の検査用検体の残余血液を用いた新型コロナウイルスの抗体保有率実態調査」について結果を報告しました。
2022年11月6日~13日に全国の日本赤十字社の献血ルームなどを訪れた献血者8,260人について、献血時の検査用検体の残余血液を用いて抗N抗体の有無が調査されています。
l COVID-19感染により得られた抗N抗体を保有する割合は、全国平均で26.5%でした。
l 抗体保有率の高い上位5都道府県は、沖縄県(46.6%)、大阪府(40.7%)、鹿児島県(35.2%)、京都府(34.9%)、熊本県(32.9%)でした。
l 抗体保有率の低い下位5都道府県は、長野県(9.0%)、徳島県(13.1%)、愛媛県(14.4%)、新潟県(15.0%)、岐阜県(15.5%)でした。
l 男女による抗体保有率の差は認められず、高年齢群で交代保有率が低い傾向が示されています。
詳細は、下記URLをご参照ください。